電話占いで気分を変えよう!
欲求は、一度満たされればそれですむということではありません。
時間がたてばまたおなかはすき、また食事をとらなければならなくなります。
同じように、この本で述べてきた真実の愛についても、一度わかったからといって、もう安心していいということではありません。
人間は不完全であるがゆえに、くり返し思い出し、つねに努力していかなくてはならないのです。
男女の関係は、願い事や彫刻などと同じく、時間をかけて少しずつ完成されていくものです。
ふたりの素晴らしい関係は、ふたりの継続した努力によって築かれていくのだということを、どうか忘れないでください。
許しあうことの素晴らしさ「人を許す」ということは、あなたに何かひどいことをした人を、善意と愛情を持って、まったくちがった目で見てあげるということです。
これは現実問題として、非常に困難な作業であるのも事実です。
でも、もしそれができたとしたら、あなたの人生は変わることになるでしょう。
なぜなら、人を許すことができたとき、あなたとその人との関係には新しい息吹が吹きこまれ、それまであなたが放っていた苦い空気が、あたたかく落ち着いたものに変わるからです。
真実の愛が見えてきたら自分だって同じような失敗をしただろうとか、事情が同じなら自分もそういうことをしたにちがいない、と考えることで、相手を許すことができる場合もあるでしょう。
もちろん、自分なら絶対にしないだろうというようなことをされた場合には、相手を許すのはより困難かもしれません。
いずれにしても、自分をあたたかい目で見られるようになることが、人をあたたかい目で見るための第一歩。
人を許すためには、まず自分が精神的に成長することが要求される。
さらにいえば、過ぎたことを許すということは、過去ではなく、未来に向かって進んでいくことにつながります。
あるいは、その人との関係をもう一度はじめからやり直し、心の底から何事もなかったかのように行動しようということでもあります。
結局は、人間関係を新しく作り直すということなのですから、そういう意味では「許す」という行為は、クリエイティブ(創造的) な作業だといえるでしょう。
ただし、「許す」ことは「忘れる」こととはちがいます。
自分を傷つけた相手の言葉や行動を消し去って、そういうことがはじめからなかったことにするのは不可能。
無理矢理そんなことをしても、自分自身をだましているだけのこと。
許すとはそういうことではなく、自分の心を大きく成長させることによって、その傷(もしくは、その傷の原因となった相手や出来事) を、もっと高いところから別の見方で見ることができるようになるということです。
どれくらい高いところまで自分を持ち上げるのかといえば、相手も自分もできる限りの努力はしているが、人間であるがゆえに不完全なのだ、と思えるだけの高さ。
つまり、これをおこなうためには、内面から変身することが必要になります。
正しい、まちがっている、傷つけられた、頭にきた、ということから離れて、人間はみな不完全なのだということを認めてやれるだけの高さに、自分を持ち上げてみてください。
わたしたちはみな、許せないことをお互いにし合っているようなもの。
これまでにもそんなことをしてきたし、これから先もきっとするでしょう。
だからこそ、許し合うことが必要なのです。
パートナーを許すということは、相手がどうしてそんなことをしたのか理解してあげること、彼(彼女) をどんな状態のときでも受け入れてあげるということにほかなりません。
いつまでも相手にされたことを覚えていて、過去のネガティブな記憶をもとに未来を描くのではなく、つねに考えを新しくしていくことで再出発をはかつてください。
反対に、相手のいいところはずっと覚えておくようにしましょう。
それから、なかなか相手を許せないときには、そんな自分を許してあげることも忘れないように。
言葉は偉大なカを持っています言葉の持つ力は、非常に強力です。
ひとり言にせよ人との会話にせよ、わたしたちはそのときに思ったり願ったりしていることを、無意識のうちに口にすることが多いものですが、そういう言葉はくり返しているうちに、現実を作り出す力を発揮するようになります。
また、自分の口にする言葉ばかりでなく、耳に入ってくる他人の言葉も、知らぬまにわたしたちのものの見方を形作っていく働きがあります。
さらに重要なのは、語る言葉も耳にする言葉も、自分自身に対する見方をも形作っていくということです。
愛の素晴らしい作用のひとつは、こうした言葉の持つ力を、ポジティブな方向に向けて十分に発揮できることです。
すなわち、愛している人の言葉には、心を癒す力があるので心の傷を癒すには、対話形式のセラピーが効果的ですが、それはセラピストの話を聞くだけでなく、自分もしゃべることにより、内部にあるものを吐き出すからにほかなりません。
同様に、愛する人の言葉は相手の心を癒すことができ、その力はどんなセラピーも及ばないほどパワフルといえるでしょう。
例をあげれば、愛する人の励ましは、子どものころにネガティブな言葉によって受けた心の深い傷を癒してくれます。
そして、その人が本来の自分をとり戻し、世の中とのかかわりを再構築していくことを可能にしてくれます。
つまり、愛情が込められたうえで注意深く語られる言葉は、深い記憶に埋められた残酷な言葉を打ち消し、その人がそれまでふりはらうことができなかったネガティブな感情を修正する力があるのです。
このように、言葉は現実を作り出し、また変革する力があります。
意図しようがしまいが、あなたが口にする言葉には強力な潜在力があることを、よく理解しておいてください。
人を癒すのも、目を覚まさせるのも、子ども時代に尊厳を踏みにじられた言葉を消し去るのも、人の心をいつくしむのも、はぐくむのも、祝福するのも、許すのも、自分の気持ちを伝えるのも、すべて言葉によっておこなわれます。
ぜひとも自分の言葉を大切にとりあっかうようにしてください。
男女が一緒にいるのには、表面に見えている以上の理由が存在します。
というのは、外見からはっきりわかるかどうかは別として、そこには普通に考えられるただの愛やロマンスを超えた意味があり、ふたりは過去から未来にわたって宿命的に結びつけられているからです。
ふたりが一緒にいる目的とは、各人が自分なりに、なり得る限りのベストの人間となること、そして、自分が生まれて暮らすことになったこの世のさまざまな現実を、たとえわずかでもいいからよい方向に変えていくことにほかなりません。
もちろん、長くつきあっているうちに、ふたりのあいだには様々な喜びや悲しみが生まれ、いろいろなドラマが展開するでしょう。
しかし、どのようなことが起きても、それは人間として生まれてきたあなたを、さらにみがくためのプロセスなのだということを信じてください。
パートナーとなった人があなたの人生に登場したのは、あなたが単に現在や未来の満足を得るためだけではなく、時間を超えたところにある究極的なものに手を伸ばすためなのです。
ふたりが仲むつまじくともにいるのは、単に年をとったら仲のよい老夫婦になるためだけではありません。
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